弾力のあるネットに、ボールをシュートしあう ゲームで、ハンドボールによく似たスポーツ。 ただ、シュートをしただけでは得点にならず、 ネットからはね返ったボールを、守備側が
ダイレクトにキャッチしなければいけません。 |
ボールのパス、キャッチ、シュートのあり方は、ハンドボールに似ているが、
ドリブルはありません。また、パスカットなど、 相手チームへの妨害行為を
すべて禁じられているため、ハードな接触プレイなく楽しむことができます。
試合は、1ピリオド15分で3ピリオド行い、各ピリオド間に5分の休憩をとります。
攻撃や守備の際に、妨害行為が全くないので、ゲームはシュートとキャッチの
攻防に集約されます。そのため、「チュックボールは予測のゲームである」と
言われます。つまりシュート側は、守備側のポジションからキャッチできない方向を
予測し、 リバウンドするようなシュートをします。守備側は、リバウンドボールがどこにくるか、シュート側のねらいはどこかを予測し、守備体系を整えます。
バスケットボールやサッカーなどの球技では、球技に不慣れなプレイヤーが
隅に追いやられ、ボールに一度も触れないで、ゲームが終わってしまうことも
少なくありません。しかし、チュックボールは、多少の力量差があっても、
プレイの進行にあまり影響しません。パスカットが禁止されているので、
パスはキャッチしやすいように投げることを心がければ良いのです。